2006年01月25日
時代の風が吹く!
これからの1ヶ月が、一年で最も寒い季節です。春を待つ木々の芽が硬く閉じている季節でもあります。
この1週間、日本中を駆け巡り、世界に発信されたニュースが、ライブドアへの地検特捜部の一斉捜索と、東証の前代未聞の全面的取引ストップです。 そして、捜索から僅か1週間での、堀江貴文(ホリエモン)容疑者の逮捕へと続きます。
一連の動向を見ていて感じることを、少し書いてみたいと思います。
まず、ことの実態は、今後明らかになると思います。 しかし、いつものことながら、マスコミ(特にテレビ)報道の手のひら返しとも言える、反省の無い、はしゃいだ報道姿勢が鼻に付きます。 ついこの前までは、時代の寵児、IT企業の勝ち組の代表として、持て囃し、バラエティー番組にまで引っ張りだしていたのは、当のテレビ局ではないか・・・ここで、法を犯したとされるホリモンを、弁護する気はないが、その、マスコミの節操の無さは、本質的に、大変怖いことであるとおもう。 また、その中で、したり顔で、説明をする評論家達の胡散臭さ。
一度でもいいから、本当に信念を持って報道をしたことがあるのか・・・とマスコミ人に問いたい。
また、いつものことながら、それらの一連の報道に、あっけなく乗せられ、パニック的に流されてしまう、アイデンティティのない大多数の人々。
自分が直接目にしたり、学習したり、注視して耳にしたことしか、イメージし考えることが出来ないのが、人間の本質だとおもう。 ユリウスカエサル(ジュリアスシーザー)は、2000年も前に言っている。《人は、見たいものだけを見ている》と。
でも、ここ何年かの間に、日本人が変質してしまったとも思える。
【メディアリテラシー】(報道等を正しく批判的に聞き取る能力)が、各個人に、本当に必要とされる時代だと思う。
このことは、何もマスコミ報道だけではなく、政治に対しても同じである。 これらの意識がなければ、インターネットも含めて、情報が溢れ返る時代の中で、価値ある情報を摑んで、自分の人生を全うすることは極めて難しいと言える。
海に吹き荒れる暴風雨。逆巻く大波。そして訪れる平穏な海。
しかし、その海の底流では、表面とは全く異なる規模で海流が流れていると言う。
所詮、人間も含めてあらゆる生物は、自然から生まれている。
経済活動に伴う富の源泉は、全て、自然に依存している。
つまり、我々が生きていく上での、この複雑な世の中のもの全てが、自然から発生し、その一部を消費しながら人間は生きている。 生かされているといってもいいかもしれない。
ライブドア関連のニュースを聞きながら、こんなことを、徒然に考えていました。
でも、確実に、底流の変化に気付いて、自分の人生と言うものを見つめ直して、行動をしようという人が増えていると思っています。
時代の風が、吹き始めました。 その風が、どんな風か。
感じ取るのはひとりひとりだと思います。
この1週間、日本中を駆け巡り、世界に発信されたニュースが、ライブドアへの地検特捜部の一斉捜索と、東証の前代未聞の全面的取引ストップです。 そして、捜索から僅か1週間での、堀江貴文(ホリエモン)容疑者の逮捕へと続きます。
一連の動向を見ていて感じることを、少し書いてみたいと思います。
まず、ことの実態は、今後明らかになると思います。 しかし、いつものことながら、マスコミ(特にテレビ)報道の手のひら返しとも言える、反省の無い、はしゃいだ報道姿勢が鼻に付きます。 ついこの前までは、時代の寵児、IT企業の勝ち組の代表として、持て囃し、バラエティー番組にまで引っ張りだしていたのは、当のテレビ局ではないか・・・ここで、法を犯したとされるホリモンを、弁護する気はないが、その、マスコミの節操の無さは、本質的に、大変怖いことであるとおもう。 また、その中で、したり顔で、説明をする評論家達の胡散臭さ。
一度でもいいから、本当に信念を持って報道をしたことがあるのか・・・とマスコミ人に問いたい。
また、いつものことながら、それらの一連の報道に、あっけなく乗せられ、パニック的に流されてしまう、アイデンティティのない大多数の人々。
自分が直接目にしたり、学習したり、注視して耳にしたことしか、イメージし考えることが出来ないのが、人間の本質だとおもう。 ユリウスカエサル(ジュリアスシーザー)は、2000年も前に言っている。《人は、見たいものだけを見ている》と。
でも、ここ何年かの間に、日本人が変質してしまったとも思える。
【メディアリテラシー】(報道等を正しく批判的に聞き取る能力)が、各個人に、本当に必要とされる時代だと思う。
このことは、何もマスコミ報道だけではなく、政治に対しても同じである。 これらの意識がなければ、インターネットも含めて、情報が溢れ返る時代の中で、価値ある情報を摑んで、自分の人生を全うすることは極めて難しいと言える。
海に吹き荒れる暴風雨。逆巻く大波。そして訪れる平穏な海。
しかし、その海の底流では、表面とは全く異なる規模で海流が流れていると言う。
所詮、人間も含めてあらゆる生物は、自然から生まれている。
経済活動に伴う富の源泉は、全て、自然に依存している。
つまり、我々が生きていく上での、この複雑な世の中のもの全てが、自然から発生し、その一部を消費しながら人間は生きている。 生かされているといってもいいかもしれない。
ライブドア関連のニュースを聞きながら、こんなことを、徒然に考えていました。
でも、確実に、底流の変化に気付いて、自分の人生と言うものを見つめ直して、行動をしようという人が増えていると思っています。
時代の風が、吹き始めました。 その風が、どんな風か。
感じ取るのはひとりひとりだと思います。
Posted by オリジン研究所 at 12:54│Comments(0)
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地方税については、国税同様、平成18年度与党税制改正大綱を受けて、法案作成を進めており、2月初旬に国会へ提出される予定です。詳細は、総務省HPまで
平成18年度税制改正(地方税)について【蕨商工会議所よりお知らせ】at 2006年01月27日 07:25