2006年01月31日
特別講演会が大反響!
3月を思わせる暖かい1月30日。 茨城県の茎崎というところで、依頼を受けての【特別講演会】を、限りあるときを輝いて!のテーマで開催いたしました。
参加された方は約40名と、あまり多くはありませんでしたが、実に感動的な講演会になりました。
参加された方の中に、ご主人が70歳位の貫禄のある方で、奥様が上品でお洒落な感じのご夫婦がいらっしゃいました。
話をしている時も、お二人が寄り添う風にして、奥様が何かをヒソヒソと話しかけている感じでした。 そして、ご主人の方は、ただ頷いているだけという姿が妙に気になっていたんです。
約2時間の講演が終了した後で、そのご夫婦がご挨拶に来られて、《今日の、講演会を聞いて救われました。本当に、限りあるときだから、今日を精一杯に生きようと決心しました・・・》
《本当に今日はありがとう・・》と言ってくれたんです。
傍にいらっしゃた奥様が、涙を浮かべて小さな声で、《この人は、末期癌で、あと3ヶ月と宣告されているんです。でも、こんな晴れ晴れとした主人の顔を見るのは、本当にひさしぶりです。ありがとうございました・・・》
この話を聞いて、直ぐには返す言葉も見つかりませんでしたが、間違いなくお役にたてたんだと実感した瞬間でした。
そして、ご主人が、少し聞き取りにくい声で、《あのエバーメモリアルというものを予約しておきたい。それから、10年ほど前に亡くなった、母の遺骨でもエバーメモリアルを作れるんですか・・・》
《大丈夫です。関東の場合は、骨壷ごとお墓にいれていますから・・・》
間違いなく、世の中の底流では、死生観や葬儀に対する考え方が、大きく変化していると感じた特別講演会でした。
別れ際に、《2月4日、蕨市民会館の講演会にも行ってみたいと思っています・・・》と言われて、お二人でお帰りになりました。
Posted by オリジン研究所 at
16:01
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